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「2022年元旦、一番カッコよく仕掛けますよ!」前プロレスリング・ノア代表、現サイバーファイト取締役:武田有弘さんインタビュー

プロレスリング・ノアは2020年1月29日にサイバーエージェント傘下入り。9月よりサイバーエージェントのプロレス事業子会社「株式会社CyberFight」となる。2021年2月15日武藤敬司入団、そして2022年元旦武道館、と話題に事欠かない。


― サイバーエージェント傘下に入り、その後とにかく攻めてる印象です。

武田有弘(以下武田):すごい短期間ですよね。でもコロナで年数が記憶から飛んでて(笑)。2020年1月のサイバーエージェント入りの記者会見をしてすぐコロナが来て。今メディア環境はすごくイイです。ABEMAは昭和でいう日テレ、テレ朝の役割としたら、レッスルユニバースでの配信もありますし、メディア環境は不自由ないですね。あとは我々の拡散力の問題というか。

― 配信があると見逃しの場合も後から追いかけられますし、我々ファンはとても嬉しいです。サイバーエージェントグループになってから、ヴィジュアル・映像面も変わった印象です。

武田: そういうふうにしたいなと思ってはいましたけど、いまいちノウハウが無かったりとかうまく共有できない状態でもあったんです。でもヴィジュアル制作から、衣装、メイク、撮影など作り手にプロが集まってやれるわけですから、一度その水準にすると結果的にそのラインを保てますし、共有もできますよね。ちゃんとABEMAの監修も入るしレベルが保てるという。

― 「いっしょに作ってるんだ」という連帯感も出ますね。

武田: 古い体質の投げっぱなし的部分も少しは残ってると思います(笑)。でも急速に良くなってます。企業化するのか単なるプロレス団体のままでやって行くのかみたいな瀬戸際があったと思いますけど、企業化に舵を切ったのが大きいですよね。そこにスタッフも付いていかないといけませんし、マインドから変えていくという。

― SNSに関してはお客さんが求めるスピード感という課題が付きまといます。

武田: SNSはもっと力を入れていきます。でもスタッフだけ増やしてもお客様が増えないとあまり意味がないですから、そこはちゃんと連動させたいですね。コロナ下ではお客様とのコミュニケーションも難しい部分はありますが拡大していきたいです

― ファンとしてはイベントがやりづらい中、会場でも声援できないというのはもどかしいです。

武田: 二年もやっていたらなんとか慣れましたけど、拍手だけの応援というのも最初は違和感ありましたね。以前はそれこそ声援がぐわ~っと地鳴りのようになっていましたけど、その頃を知らないスタッフ、お客様もいますし、また選手にもいます。デジタル上のことは進化していますけど、頭でっかちにならないようにしないといけませんよね。

― フルキャパ(全席販売)OKの会場も出てきました。

武田:ノアは2022年 2月からフルキャパで展開していく予定ですが、やはり飲食・アルコール・声援がダメなので、久しぶりに隣に人がいるという状況はお客様が戸惑うかもしれない。でも考え方を変えれば、それだけ安全になったと感じてまた足を運んでくれればいいですよね。

― 攻め続けるノア、来年は元日から攻めていきますね

武田:格闘技の大晦日、新日本プロレスの1・4があるなか、やり続けるものが欲しいなと。3・3でも5・5でもなくもっとピンとくる日程、それで1・1を選びました。「何の日」ってわかるのもいいし。いままでの武道館とはイメージ違いますよ、一番カッコよく仕掛けますよと!(力強く)

― では1・1武道館大会のカードごとの見どころをお聞かせください!

ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2022

★2022年1月1日(祝・土) 開始:16:00  開場:15:00 会場:日本武道館

【全対戦カード】

<第1試合・タッグマッチ>

宮脇純太 岡田欣也 VS 藤村加偉 矢野安崇

武田:これはもう「宮脇選手復帰戦!」ですね、いきなり武道館。彼は前回の武道館前にケガしちゃいましたからね。期待しています!

<第2試合・6人タッグマッチ>

キング・タニー モハメド ヨネ 齋藤彰俊 VS 征矢学 タダスケ 仁王

武田:タダスケ選手のサングラス、お正月バージョンを見てみたいですね~。相手の三人も派手に来て欲しいです。あ、タダスケ選手にはむしろ「カメラからCO2」みたいなドッキリ仕掛けるとか面白いかな(笑)

<第3試合・タッグマッチ>

吉岡世起 進祐哉 VS 覇王 亜烈破

武田:吉岡選手・進選手の二人はソックリですからもっと寄せて欲しいですね、ヘッドハンターズみたいに(笑)。覇王選手は男前、亜烈破選手は動きがイイですよね。

<第4試合・8人タッグマッチ>

ウルティモ・ドラゴン 原田大輔 小峠篤司 大原はじめ VS NOSAWA論外 Eita YO-HEY 鈴木鼓太郎

武田:ここはウルティモ校長、テーマ曲が武道館に合ってますよね。プロレスの醍醐味のひとつにテーマ曲を聞くってあるじゃないですか?これは入場から注目、必聴です!

<第5試合・タッグマッチ>

藤田和之 ケンドー・カシン VS 船木誠勝 日高郁人

武田:藤田、船木、両選手が怖さを出してくれる試合だと思います。カシン選手が暴走するでしょうし、さてその中で日高選手がどう立ち回るか。

<第6試合・GHCジュニアヘビー級選手権>

(王者)HAYATA VS 小川良成(挑戦者)

※第46代王者の8度目の防衛戦となります。

武田:仲間割れではないが、小川選手がどこまでベルトに執着してるのか、HAYATA選手は最多連続防衛記録10回(第26代王者石森太二選手)を狙ってるでしょうから、これはどちらがベルトに執着してるのかという戦いですよ。

<第7試合・GHCタッグ選手権>

(王者)武藤敬司 丸藤正道 VS 田中将斗 望月成晃(挑戦者)

※第57代王者の初防衛戦となります。

武田:試合の決定自体も衝撃的でした、武藤さんが松井珠理奈さんに決めさせるという(笑)その現場を目の当たりにしたお客様からも期待大ですよね。シングル・タッグ両方で3団体の王座につくという「グランドスラム」を達成した武藤選手が、さらに上を目指すのか、どこを目指すのか、これも注目ですよ!

<第8試合・6人タッグマッチ>

杉浦貴 桜庭和志 KENTA VS マサ北宮 稲葉大樹 稲村愛輝

武田:これはもうKENTA選手につきますよね。ノアのお客様がどう反応するのか。女性ファンは泣いてる方もいましたし。でも拒絶する人がいるのか、当時から見てる人にはどう映るのか。あと、KENTA選手のリバーサルのTシャツカッコイイですよね。杉浦軍とリバーサルのコラボグッズ出るかな?出たら買いたいな(笑)

<第9試合・GHCナショナル選手権>

(王者)拳王 VS 清宮海斗(挑戦者)

※第7代王者の2度目の防衛戦となります。

武田:新生ノアの看板カードですね。新しいノアを引っ張ってきた二人。拳王選手の入場シーンもカッコイイ、清宮選手も最近の入場シーンには元気がないですが、ここは入場でガっと盛り上げて欲しいです。入場でいっしょに盛り上がる、これもプロレスの醍醐味じゃないですか。清宮選手はすぐ1・8横浜アリーナもあるし両方かっさらうぐらい頑張ってほしい!

<第10試合 メインイベント・GHCヘビー級選手権>

(王者)中嶋勝彦 VS 潮崎豪(挑戦者)

※第36代王者の3度目の防衛戦となります。

武田:因縁だらけの一戦ですよね。AXIZ(アクシス)という超人気ユニットで写真集まで発売、しかし直後に分裂、中嶋選手は金剛入り。潮崎選手は武藤敬司選手にベルトを渡してしまい、大きな手術を決断して欠場。復帰戦をやる前にいきなりタイトルマッチ決めちゃうなんて、この因縁がない限りチャンピオンもやると言わなかっただろうし。11・28では中嶋選手が拳王選手にラリアット見せたじゃないですか。あれも意味があったのかもしれない。

昔からのお客様も感情移入できる、ノアスタイルを堪能できるのは潮崎豪の試合ですよね。2022年の顔を決める戦いです!

― では最後にファンの皆さんにメッセージをください!

武田:熱い試合が繰り広げられるのはもちろん、ファンキー加藤さんのテーマ曲もイイですよ。コンサート仕様の音響でしかも生歌ですから、これは聞きごたえあります!全部の入場曲もイイオトで聞けるはず!2022年お正月はプロレスリング・ノアでスタートしましょう!


■武田有弘

前プロレスリング・ノア代表、現在はそのノアを統括するサイバーファイト取締役。

Twitter)

@Ntakeda1113

■取材を終えて

武田さんの言葉の端々から攻め続けるノアの一体感を感じました。皆さま2022年はぜひノアからプロレス初めを!

今日もプロレス最高っ!

聞き手:スレンダー川口

https://twitter.com/slender_kg

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