ファッションとして徐々に認知されつつも、根強くネガティブなイメージもあるタトゥー。その価値観を変えていこうとするキーマンであり、世界最大級のタトゥーフェス「東京ベイタトゥーフェスティバル」を主催する”彫しげ”さんと、ファッションとしてのタトゥーを体現するフォトグラファー”村田-おとん-ヤスシ”さんにお話をお聞きしました!
聞き手:スレンダー川口
https://x.com/slender_kg
ーーまず、お二人がタトゥー文化に触れたきっかけって何だったんでしょうか。
彫しげ)僕は音楽ですね。洋楽で、80年代のハードロック、ヘヴィメタルと聞いてるうちに、自然と目にして。
ーーその中で特に誰に惹かれたとか。
彫しげ)誰だろ。う~ん、モトリークルーとかそうだったし、ストレイキャッツもそうですね。目にしてるうちに、入れ墨いっぱい入ってるのかっこいいなって思ってきたんですよ。
ーーその世代のアーティストたちからよく目にするようになった。
彫しげ)そうですね。当時自分も音楽やってたんです。で、アメリカに渡って最初の入れ墨を入れて。でもだんだん『あれ?これもしかしたら日本のやつの方がかっこいいんじゃないか』って思い始めて。2年弱アメリカにいたんですけど、帰ってきて復学して学生をちょっとやりまして、その後に背中入れ初めて弟子入りみたいな感じです。
ーーヤスシさんは何がきっかけで。
おとん)僕は音楽とかじゃなくて…、あ、彫しげさん何歳ですか?
彫しげ)僕55です。
おとん)僕今60なんだけど、30年ぐらい前に入れ出したんですよ。ポンポンポンってちっちゃく。それ以上は当時そば屋やってたから、お茶持ってくのに引かれると思う。だから一応自分の中で手加減したんですよ(笑)。タトゥー自体は子供の頃から入れてる人とか知ってたけど。23歳ぐらいでゴルフ行き出して、当時入れとる人は筋彫りとか本当にやばい人しかいなくて(笑)。ファッションで入れてる人なんか1人もいなかった。僕が30年ぐらい前に入れ出した頃にやっと芸能人がちょっとファッションでやり始めたかな。
ーー30年前だとなかなか…。
おとん)一般の人からすると、入れてる人イコールやばい人っていうイメージだったんだけど、僕は絶対オシャレだと思ってた。音楽とかの影響でもないし、まあ映画では見るけど、ファッションで入れたかったんですよね。そん時トライバルとか流行ってて、今はカバーしちゃったから残ってないけど、インディアン系のものを入れてたんですよ。アクセもインディアン系、ゴローズが好きで。ゴローズ系のタトゥーを入れたのが始まり。
ーーあの頃のゴローズ、良いですよね~。
おとん)それでもやっぱりヤバい人に見られちゃうから、そば屋では長袖着てた。けどちらっと見えてることもあったな。けど意外にお年寄りから子供までイヤなふうには見られなくて。今も「こんなんで歩いてたらダメだよ」って言われることもあるけど、変なふうに思われたことはないんですよ。だから、やっぱり人かな。怖がらせたいんじゃなくてファッション。おしゃれだと思ってるから、未だに入れまくるのがおしゃれだって思ってるしまだ足らんと思ってます。ふふふ。
ーー僕はデニス・ロッドマンで印象変わりました。スポーツ選手が、トッププレイヤーが入れ墨入れて試合してると。
おとん)それも結構後半だよね。30年前のサッカー選手ではおったんかな?マラドーナとか入れてたんかな~。ジャスティン・ビーバーとかベッカムだってずいぶん新しい方ですよね。トライバルはあったけど、アメトラはあんまり見なかったですよね。アメリカ現地ではあったと思うけど。
彫しげ)日本ではあんまりなかったですね。それこそ僕もインディアン系のが最初のころのやつで、ここ入ってたのはもうにじんじゃって分からないな。アメリカでちっちゃい龍入れたのが最初で、アメトラのお店みたいなところに和風な柄があった感じですね。
おとん)今どんどん変わってチカーノみたいなやつが流行って、最近はアメトラの和風っぽいやつとか。まあ、彫師さんが一番よく知ってると思うけど(笑)。昔入れたインディアン系が嫌になって塗り替えたりとかと一緒で、これから先アメトラが嫌で塗り替える時代になるかもしれないですよね。真っ黒の人いますもんね。
彫しげ)そうですね。また白でね、やり直したり。白って結構強いので、黒の上から色が乗るんですよね。
ーー白が強いのは意外でした。柄を上から加工して違うものにしていくイメージでした。
おとん)僕はほとんどそうやってる。ここもインデアンだったんけど、女の子に変えてもらって。大きいのは全部カバーです。もともとのインディアン系は全部消しちゃった。
ーーすごく繊細な絵柄というか。
おとん)今の技術はスゴイ。昔入れたやつは色が抜けていっちゃって、入れ直してるんです。僕の友達、手彫りで針でやってもらったやつとかはちゃんと残ってるんですよね。
彫しげ)そうですね。インクの質もちょっと違ってます。僕も手彫りやるんですけど、個人的な見解ですが、手で彫ると肌のダメージが少ないんですよ。機械だといっぱい突くじゃないですか。その分、血もいっぱいバーッと出ちゃう。手だとこう一針一針でその刺した分だけ色をちゃんと置いてくるんで、上手い人だったらきっちり残りますね。
おとん)だから抜けにくいのか~。それも初めて聞いた。
ーー肌のどこの層に入れるんでしょうか。
彫しげ)やっぱり真皮と表皮の間に色がたまるんですよ。そこにうまいこと残す。
おとん)深けりゃいいわけでもないんです。彫師によって同じ体でも血だらけになる人とならない人がいて、彫師によって違うんですよ。
彫しげ)それとお客さんの体調も影響しますね。
ーーダメージを見極めながら仕上げていく、凄い技術だと思います。
彫しげ)「なんでこんなに上手いの!?」って人は最近ものすごく多いですねえ。
おとん)あと女子増えてますよね。
彫しげ)お客さんも彫師さんも女性の方が増えてますね。女性の彫師の方が本当に増えてて、僕は仲間に冗談まじりに言うんです、そのうち美容室みたいになりますよって。美容室みたいになっちゃうと、僕みたいな男がオネエ言葉使いながら女性の彫師さんを使っていくのも良いかと、IKKOさんみたいに(笑)
ーーそれはちょっと頭抱えます(笑)
おとん)昔の伝統で考えると、女子が彫るって絶対ダメってイメージ。でもファッションはさ、女子の方が敏感だから女子が増えてくる。それこそ韓国なんか美容室みたいになってるし。今はだいぶ温泉入れるし、偏見減ってきたと思うんですよ。
彫しげ)そうですね。だいぶ変わってきました。
おとん)ほりだいさん、山田蓮さんもそうだけど、大阪のけんちさん、インフルエンサーじゃないけど、有名どころの彫師さんがいる。良いのか悪いのか分かりませんけど、SNSやってる彫師さん増えてますよね。そうすると一般にも広がるのかなと。
ーー肌の色と絵柄の色調整って難しいんじゃないかと思ってるんです。
彫しげ)う~ん、タトゥーに関しては色白のほうが絵が映えるとは思うんですけども、入れた色に対してそのお客さんの皮膚が重なるので、その色がフィルターになる。 自動的にフィルターになってしまうので、そこにすごく気を使って調節する人もいるし、全然気を使わない人もいるし。結局は色味って本人の個性になるから、そんなに気を使っていないと思いますけどね。
おとん)僕は日焼けで焼けてるけど、ほんとは焼きたくないもん。真っ白じゃないけど絶対色白の方がタトゥーは映えてかっこいいと思う。彫しげさんも焼けてますよね。
彫しげ)僕も無駄に海行くので(笑)
おとん)え、サーフィン?
彫しげ)はい。この辺に来たのは30年ぶりぐらいで、普段は鴨川で入ってます。
おとん)あ、やっぱり!黒いもんね。
彫しげ)でもそんなに最近は入ってないですけどね。
おとん)僕の知り合いで、有名なブランドの服やってる人がオーストラリアにタトゥーの勉強に行くんです。『日本の方がいいんじゃないの?』と思ったんだけど、海外の技術は実際どうなんですか。
彫しげ)今は世界的にどこもそんなに変わらないと思います。
おとん)あ、そう!日本とか中国、韓国とかアジアの方が細かいとか言うじゃないですか。
彫しげ)あ~、でもアジアは細かく綺麗に掘る人が増えているかもしれないですね。 SNSの弊害でもあるんですけど、彫りたてのフレッシュなタトゥーをみんなSNSに乗っけるじゃないですか。その時キレイなのは当たり前で、それに惹かれて皆さんそこに習いに行ったりするんですけど、それが10年後にどうなっているのか見てない人、まだ見れない人もいる。まあ、難しいところですよね。でも、技術的にはものすごく上がってるんで、もう今、日本もヨーロッパもアメリカもほんとにそんな変わらないですね。
おとん)色が抜けやすい人もいるしね。最初はみんなめっちゃ綺麗じゃないですか。僕の足に入れた人はすげー綺麗。特別上手いんちゃうかって。ただ綺麗に入ってるところってやってる時は痛いんですよね。
彫しげ)ほんとに密度濃くやっていくんじゃないですかね。
おとん)バリ島でやってもらったのは、あんまり痛くなかったからすぐ抜けるんですね。 その代わり安いし早よ終わるんですよ。突き倒さんから(笑)。良いところはやっぱ上に上に突き倒してくるから、痛いんですよね。
ーーあの、喉なんてめちゃくちゃ痛かったんでは?
おとん)うん、痛かった(笑)。彫しげさんが一番痛かった場所ってどこですか。
彫しげ)う~ん。頭かな。これはハワイの友達にやってもらった伝統的なやつなんですけど、おまけにそいつが「俺が師匠からもらった伝統的な針を使ってやるからな」って。昔はクジラの骨をこう削ったものを針として使ってたんですけど、それがもうまあるいんですよ、使い倒してるから。で、更に欠けたりしてるから、思い切り叩かないと色が入らないんですよ。それずっと叩かれて死ぬほど痛かったです(笑)
ーーもはや攻撃ですよ(笑)
おとん)僕はですね。一番は喉じゃなくてアキレス腱あたり。これが死ぬほど痛かった。この血管、筋があるところ。足全体と背中が痛かったな。
ーー筋トレする人が多いじゃないですか。トレーニングで筋肉が大きくなるとにじんじゃったりしますか。
彫しげ)そのにじみと彫物の技術のにじみはまた違ってるんですけど、肩とかぼんと大きくなったら肉割れとかできるじゃないですか。あれでにじむのはしょうがないんですよ。人間の体なのでそこはもう直せない。でも、彫物の技術的にはこう深く突いたり、やってしまうとびゃーってにじんじゃったりすることはありますね。
ーー彫り始めてこの人にじんじゃうな~とか、体質に合わせて調整しないといけませんね。
彫しげ)ほぼほぼね、やってからじゃないと分かりませんから、どうかなって試しながら、考えながらやりますね。上手な方は、本当に繊細に繊細に彫っていく。
おとん)写真みたいに彫る人いるでしょう。影で表すっていうのか特殊な技術かな。あれこそ海外の彫師さんに多いんじゃないですか?
彫しげ)いや、日本にも相当上手な方いらっしゃいますよ。特殊というか普通に鉛筆のデッサンができて、それで彫物の技術をちゃんと理解できてれば。鉛筆画でどんどん重ねて写真みたいに描ける人いるじゃないですか。人の体なんで同じように重ねていくことは出来ないのがちょっと難しいところなんですけど、近づけていくことは出来ますね。
おとん)僕はもうあと10年で変わるような気がする。まだまだ日本は文化が違うから変わらんって言うけど、今だと表参道とか大阪のアメ村とか言ったら、入れとる人の方が多いんちゃうかっていうぐらい歩いてますよね。
彫しげ)アメ村なんて本当に多いですよ。三歩ごとに(大袈裟に言って)タトゥーショップありますからねえ(笑)
おとん)表参道とか原宿より多いですよね。原宿の店員さん、カフェでもステーキハウスでもハンバーガー屋さんでもみんな入ってるし、入ってたらいかんわけでも無いじゃないですか。美容師さんもほぼ入ってるけど、ただ場所によって青山とかちょっとスーツで行くとかお嬢さんが行くようなところは隠してるけどね。土地柄なんでしょうね。まあでもアメ村はひどい。あ、入れてる人が多いって意味で(笑)

東京ベイタトゥーフェスティバル主催:”彫しげ”さん(左)
フォトグラファー”村田-おとん-ヤスシ”さん(右)
ーー確かによく見かけます。女性用のタトゥーサロンもどんどん出来てくるでしょうね。
おとん)でも法律ってどうなってるんですか?針使うのは医師免許が必要とかって。
彫しげ)針の部分はもうクリアになりました※。でも麻酔はダメなんですよ、医師免許が必要。麻酔を塗ってくるお客さんもいますけど、厳密に言うと、そういう麻酔薬をその人が買えたということがダメなんですよね。
※2020年最高裁判決によりタトゥー(刺青)の施術は医療行為に当たらないと判断された
おとん)でも海外の人って痛いのやだから塗ってく人すごい多いみたいですね。彫師さんによっては、色がボケるから嫌だって言う人もおるけど、お客さんの方が我慢できないから塗ってくっていう。
彫しげ)僕は医師ではないし人間の体のことはあまりよく分かんないんですけど、個人的な意見で、塗る麻酔で皮膚を麻痺させるわけじゃないですか。そこに針を刺して肌にダメージを与えると、その麻酔が切れた時に反応が多い気がするんですよ。血がぶわっと出て色が一緒に出てしまったり。あとは薬剤を塗って置いとくわけなので、やっぱり肌が薬剤を含んでちょっとスポンジっぽくなる。だから彫りづらくなるっていう彫師もいっぱいいます。僕もそういうふうに感じますけどね。
おとん)オージーなんかはほぼ全員麻酔塗るって言ってた。ただ、やっぱり日本だと駄目っていう人多いですね。
彫しげ)世界的に見て、どこの国の人か詳しくは忘れたんですけど、2人くらい亡くなっているらしいですからね。麻酔によるアレルギーなのか、効きすぎちゃったのか、麻酔をして背中をバーッとみんなで彫って出来上がったら、そのお客さん亡くなってたとか。2件くらい報告されているみたいですよ。
ーー彫しげさんは衛生面の講習会をやってらっしゃいますね。
彫しげ)僕は衛生管理のほうの教える資格をアメリカで取らせていただいて、日本で教えさせてもらってます。店舗運営のほうですね。
おとん)じゃあ、業界的にもちゃんとやってるんだ。昔は街で看板出さずにやってたり、家でやってる人も多かったからな~。
彫しげ)残念ながら今でもいます。
おとん)そういうのが悪さをすると、ほんとにちゃんにやってる人に迷惑がかかっちゃう。バイトじゃないけど、ちょっとお代もらってやってるんでしょうね。機械とか持ってても衛生面とか針もちゃんとしてるかわからんですよね。ばい菌入っちゃって化膿したから訴えてとか。ちゃんとした人たちは講習受けたり、勉強もしてるんですね。
ーー業界ルールでこうしましょうって、みんなでやってかないといけない。
彫しげ)タトゥーイスト協会はちゃんと厚生労働省からもインタビューを受けて、業界団体でしっかり運営してくださいというお話はあったみたいです。
おとん)このフェスティバルの中でもちゃんとその辺は?
彫しげ)はい、もちろん!(力強く)。出来るだけの事はしております。去年は「イベント自体知らなかった」と言われたことがすごく多かったんです。行きたかったってすごく言われて。
おとん)去年は行きたかったけど、怖いところだと思っていけなかった(苦笑)
彫しげ)そういう方、すごく多いんですよ。多分去年のこと噂になって大丈夫だよっていうのがちょっと浸透してると思います。
おとん)未だに思ってますよ。夜のさ、タトゥーBARとかイベントとか、とてもじゃないけど行けんと思ってるから(笑)。結構いろんなとこでやってるじゃないですか。でも「ヨソ者が来やがって」とか「まだまだじょぼい感じできやがって」とか(汗)
ーーそこまで仕上げてるヤスシさんが言う(笑)
彫しげ)僕がこの辺の海に入らないのと一緒ですね。ローカルの人が怖いってイメージあるじゃないですか(笑)
ーーローカルの人ってちゃんと挨拶して喋ったら全然そんなことなかったりしますよね。
おとん)あ、それといっしょか。そういうイメージが抜ければみんなもっと来ますよね。
彫しげ)見るだけでもいいんですよ。入れる気ない人でも全然ウェルカム。これから入れたい人も事前にどんな感じか見ておきたいでしょうし。今は本当にいろんなジャンルの人がいますので、アート感はもう美術館を超えます。こう絵がいっぱいあっていろんなアーティストがいて、という。アーティストさんは、自分で作ったステッカーとか結構配ったり、アートポスターを売ってたり。タトゥーデザインのTシャツでもいいじゃないですか。そういうのを見るだけでも楽しいと思います。
ーーアーティスト、クリエイターって面白い人も多いですしね。
彫しげ)アートだけ楽しむでも全然良いんです。アーティストさんの名刺をもらってくるだけでも楽しいと思います。結構、みんな名刺に凝ったりするんで。
おとん)じゃあ、早くから行きたい人は前売り買っといた方がいいね。おいくらですか?
彫しげ)前売りだと1日券4,000円です。当日券もありますけど前売りの方が安いです。
チケット
ーー出展されるアーティストさんとかどこかに掲載されてますか?
彫しげ)オフィシャルサイトに掲載してますからぜひチェックしてください。アーティスト名と作品載せてますので結構個性が分かると思いますよ。
オフィシャルサイト
https://www.tokyobaytattoo.com/
※メニューの参加artistからご覧ください
おとん)さっき言ったように、女性の美容室みたいになっていけばもっと増えるでしょうね。値段も分かりやすくなったらいいかな。今はあんまり分からなくて、数センチ四方で10万と言われるかもしれんし、1万の場合もあるし。安い場合は早いんだけど3週間ぐらいで色が抜けちゃったり。僕の友達が3回やり直したって言ってたけど、そうすると安くても意味ない。そういう意味でも今回リサーチに使ってもいいかも知れんね。
彫しげ)はい、それはもう。アーティストと相談で、はい。
おとん)しかしタトゥーフェスのその場でやってもらえるって知らんかったな~。いろいろ生で見て選べるし、それ良いですね。
ーーインスタとかticktokで会場はこんな感じですよ~って動画があってもいいですね。
彫しげ)去年はね、静止画だけだったんですよ。今年はそういうところも充実させようかなと思ってます。村田さんはじめyoutuberの方もどんどん撮ってください(笑)
おとん)そうすると来やすいよね。みんな怖いところだと思ってるだろうし、動画があった方が良い。
ーーこの人が来るよ、みたいな目玉アーティストさんはいらっしゃるんですか。
彫しげ)結構、うちのイベントに出られる人は、世界中でトップどころなんですよ。今回90名弱のアーティストが出るんですけど、申し込みは300名ぐらいあって、そこから選抜してるんです。
おとん)おお凄い!誰でも出れるわけじゃないんだ!一流どころしかいないってスゴイね。僕らミーハーで、知ってる人っていうと結局インフルエンサーしかいないですね。さっき言った山田蓮さん、ほりだいさん、とか。
彫しげ)あ、それこそ大阪のイベント(Tokyo Bay Tattoo Festival BAY GATE)で優勝したのは、蓮くんのところの若い子なんですよ。もちろん蓮くんのスタジオは3日間出てますね。今回の東京ベイでもコンテストやりますし、出場している人たちの作品とか見るのは楽しいと思いますよ。ほりだいくんも3日間います。
ーーヤスシさんはイベントに期待することって。
おとん)やっぱり新しいデザイン見たいね。もっともっと増やしたいから、こんなんかっこいいっていうのを。それこそ展示会、受注会みたいに一番見れるイベントじゃないですか。まあ、タトゥー業界本当に怖くないのか見に行ってみる感じです(笑)
彫しげ)ホテルを全部、丸ごと借りてるんです。滞在してる方もみんなアーティストの関係者だし、ホールもフロアも全部がイベント空間になってるんです。結婚式を挙げるチャペルも使ってますし。そこはね、ちょっとダークな感じの、ホラー的なスタイルの彫師の方がいて、凄い世界観出てますよ。
ーーホテルまるごとってなかなかの規模ですね!
彫しげ)エントランスホールで小さいステージを組んで、コンテストとかやるんですけど。ピンナップコンテストとかタトゥーコンテストを。あとはね、輪入道さんがHIPHOPのライブ、TAK-Zさんはレゲエのライブ、ミュージシャンの方も出ていただくんで、そういう面でも楽しみな形ですね。
ーー盛りだくさんじゃないですか!では最後に行こうか迷ってる人が一歩踏み出すようなお誘いの言葉を。
彫しげ)去年は本当に、ご来場いただいた皆さんが品行方正というか、ほんと平和に終わったので、今年もそうなって欲しいと望んでいますし、関係者、参加者共にそうなるよう努力を重ねております。彫り物の世界が暴力的なイメージではなく、アートの方のイメージで、そっちを押し出していくイベントなんです。本当に美術館に行くみたいな感じで来ていただけるのが、一番楽しいと思います!
■イベント概要

【Tokyobay Tattoo Festival 2025】
日程)2025年11月1日~3日
1日 Open 12:00 Close 21:00
2日 Open 10:00 Close 21:00
3日 Open 10:00 Close 18:00
会場)東京ベイプラザホテル
千葉県木更津市新田2丁目2−1
チケット)
1日券のほか3日間通し券も発売中!
■プロフィール
村田ヤスシ
Instagram)
https://www.instagram.com/yasushi_photos/
ticktok)
https://www.tiktok.com/@yasushi_murata
フォトグラファー、インフルエンサーとして活動中。息子はプロサーファーの村田嵐。
満を持してスタートした自身のアパレルブランド「MADE IN YP」は新作が毎回即完。
10/5に待望のデニムセットアップを発売し、先行・二次共に即完、続報が待たれる。
https://www.instagram.com/madeinyp

彫しげ
Japanese traditional style のタトゥーアーティスト。
東京ベイタトゥーフェスティバル主宰。アメリカやヨーロッパのアーティストと交流しながら、多くのコンベンション参加やゲストワークを実施。衛生管理講習事業も手掛ける。
Instagram)
https://www.instagram.com/horishige/
オフィシャルサイト)
https://www.tokyobaytattoo.com
会場では各グッズ販売と共に“彫しげ刺青人生35周年(見習い期間含む)記念Tシャツ”も販売!デザインはフィリップ・ルー氏、マジカルデザインH.U氏、ホーカスポーカスタトゥーマコト氏という豪華なTシャツとなっております。ぜひcheckを!








