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チケットペイ映画部 <月イチ映画探訪3月号>『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』

【ネタバレ無し】ティモシー・シャラメが7年の卓球特訓をした『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』の予習をしましょう!

文◎チケットペイ映画部 後藤部長


3月といえばアカデミー賞®シーズンです。

今回は本年度アカデミー賞®作品賞にノミネートされている『ブゴニア』『センチメンタル・バリュー』に続き、ジョシュ監督とティモシー・シャラメの来日が決定し注目の集まる『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』をご紹介します!!

『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』


◆公開日:2026年3月13日(金) TOHOシネマズ 日比谷 他全国ロードショー
◆配給:ハピネットファントム・スタジオ

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【STORY】
50年代ニューヨーク。靴屋で働きながら卓球の世界チャンピオンになって人生一発逆転を狙う野心家のマーティ・マウザー。不倫相手のレイチェルが妊娠、卓球協会からは選手資格はく奪、資金は底をつき、あの手この手で渡航費を稼ごうとするが。。。マーティが見つけた”夢より大事なもの”とは。


【作品紹介】
第98回アカデミー賞®において、主要4部門をふくむ計9部門にノミネート。
ハリウッド若手俳優で一番の人気を誇るティモシー・シャラメ主演作です。

1劇場当たりの興行収入&ホリデーシーズン初動4日間の興行収入&北米の累計興行収入すべてにおいてA24史上最高記録を樹立!記録続きの作品がついに日本に上陸します。
今回は本作を観る前に知っておくとより楽しめる内容をまとめましたので、是非最後までご覧ください!


【ジョシュ・サフディ監督って?兄弟で映画作ってるの!?】


本作の監督はジョシュ・サフディ。現在41歳と監督の中では若手の分類です。
実は今まで弟のベニー・サフディと共同で映画製作をしております。

■サフディ兄弟共同監督作
・『Daddy Longlegs』(2009年)
・『Lenny Cooke』(2013年)
・『神様なんかくそくらえ』(2014年)
・『グッド・タイム』(2017年)
出演:ロバート・パティンソン
・『アンカット・ダイヤモンド』(2019年)
出演:アダム・サンドラー

『アンカット・ダイヤモンド』(2019年)ではマーティン・スコセッシをエグゼクティヴ・プロデューサーに迎えて製作。様々な賞を受賞、批評家&観客双方から高い評価を得ました。

そして以降は友好関係を保ったまま、兄弟それぞれの作品をA24にて製作する運びになったようです!

■ジョシュ・サフディ単独監督作
・『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』(2025年) 
出演:ティモシー・シャラメ

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■ベニー・サフディ単独監督作
・『スマッシング・マシーン』(2025年) 
出演:ドウェイン・ジョンソン、エミリー・ブラント
※日本では2026年5月15日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

どちらの作品も日本公開前から話題になっており、共同監督作とのカラーの違いを堪能できそうで今から楽しみです。


【ティモシーとジョシュ監督の出会いは、なんと9年も前!】


主役マーティを演じるのは、『君の名前で僕を呼んで』(2017年)、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2024年)でアカデミー賞®主演男優賞にノミネートされ、人気・実力ともにナンバーワンといっても過言ではないティモシー・シャラメ

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元々ティモシーがサフディ兄弟の作品のファンで、『グッド・タイム』(2017年)のアフターパーティに参加。そこからティモシーが一緒に作品を作ろうとサフディ兄弟をストーキングをしていたようです(笑)
2017年というとティモシーが注目されるきっかけとなった『君の名前で僕を呼んで』(2018年)よりも前の話。
スターダムにのし上がる前から何年かけて関係を育み、本作でついにタッグを実現させた本作はまさに2人の友情と実行力があってこそ完成できた作品。

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本作のために7年間卓球トレーニングをしながら、『DUNE/デューン 砂の惑星』2作に参加し、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(2023年)でダンスと歌唱を披露、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2024年)で歌唱に加え、ギターとハーモニカも吹き替え無しで行うティモシーは凄すぎて、常人の理解を越えたまさにスーパースターです。

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【マーティ・リーズマンとは?原作の影響は?】

本作は実在の卓球選手 マーティ・リーズマンの人生に着想を得た物語。

「はて、マーティ・リーズマンとは誰だ?」と気になり、調べてみました。

マーティ・リーズマンは1930年2月1日生まれのアメリカの卓球選手。2012年に心臓と肺の合併症のため82歳で既に亡くなられています。

“ハードバット” ※と呼ばれるスポンジのない表ソフトラバー(粒高ではなく粒が短く外に出たラバー)を貼ったラケットで行うクラシック卓球スタイルが特徴の選手でした。回転がかかりにくく、スピードが出にくいですが、コントロール性に優れています。

彼にとって卓球は回転やパワーではなく「頭脳と心理戦」。

このスタイルを生涯貫いたことに彼の人間性が垣間見える気がします。

※現代の卓球ラケットは“スポンジラバー”「裏ソフト+スポンジ」が主流。回転がかかりやすく、スピードが出やすいのが特徴。日本で開発され世界大会で圧倒的な強さを見せたことで主流になりました

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全米選手権で複数回優勝するなど非常に優れた選手であったと同時に、さまざまな物事を誇張して話す方だったようです。

たしかに本作に登場するティモシー演じるマーティも嘘つきでかなりの自信家に描かれており、その自信に溢れたような歩き方を様々な角度から何度も撮っているのが印象的でした。

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ジョシュ監督は彼の回顧録『The Money Player』(1974年)から物語のアイデアを思いついたとのこと。内容としてはスポーツ自伝ではなく、ギャンブラーの回顧録

本作を観るとスポ根映画とは程遠く、その内容はまさに口が達者な勝負師のアメリカンドリーム×アンダーグラウンド文化の物語。

伝記映画ではないものの、彼の生き様が本作に息づいていることは間違いないです!

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【50年代の日本を忠実に再現】

日本で撮影が行われたことでも話題の本作。マーティの最高のライバルとなる日本人選手エンドウ役には、東京2025 デフリンピック 卓球日本代表、川口功人氏(トヨタ自動車)が出演されています。

ハリウッド映画で描写される日本といえば、「かっこいいけど、どこかズレている」

漢字が無造作に混在している看板だらけのネオン街。だいたい天気は雨(笑)。個人的のは物凄い好みですが、

本作はそのような“とんでも日本”ではなく、50年代戦後の日本を忠実に違和感なく再現しております。出てくる日本人役の方もしっかり日本語を話してくれています(笑)

是非細部までご確認いただければと思います。

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【チケットペイ映画部より】

今回で3度目のアカデミー賞®主演男優賞ノミネートとなるティモシー・シャラメ。

個人的に本作はオープンエンディングだと思っています。

鑑賞後にああだこうだ感想を話し合うのが楽しい作品ですので、是非先行公開、公開初日に鑑賞いただき、アカデミー賞®当日2026年3月15日(現地時間)は、みんなでティモシーの受賞を応援しましょう!!

●筆者紹介

チケットペイ映画部 後藤部長

チケットペイ映画部発足メンバー&部員。1989年生まれ、愛知県出身。美術大学進学後、役者の道へ。映画配給会社勤務を経て、2020年にチケットペイに所属。好きな食べ物はハンバーガーと寿司。


監督・脚本:ジョシュ・サフディ

出演:ティモシー・シャラメ(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』)、

グウィネス・パルトロウ(『アベンジャーズ』シリーズ)、オデッサ・アザイオン(『ヘルレイザー』)、ケビン・オレアリ―、

タイラー・オコンマ(タイラー・ザ・クリエイター・ラッパー)

2025年/アメリカ/英語/149分/G/原題:Marty Supreme

配給:ハピネットファントム・スタジオ   

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2026年3月13日(金) TOHOシネマズ 日比谷 他全国ロードショー

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■「チケットペイ 」とは

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