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チケットペイ映画部 <月イチ映画探訪4月号>『ザ・ブライド!』

先日の第98回アカデミー賞®にて『ハムネット』で主演女優賞を受賞したジェシー・バックリーが主演!

名作「フランケンシュタイン」を新たな視点で描く注目作『ザ・ブライド!』をご紹介します。


「フランケンシュタイン」を題材とした作品は、これまで180本以上生み出されてきました。

恐怖の象徴として描かれることもあれば、人間の孤独や愛を映し出す存在として描かれることも。その解釈は時代とともに変化し続けています。

そんな中、今回ご紹介するのは、新たな視点でこの古典に挑んだ注目作『ザ・ブライド!』。

『ザ・ブライド!』

◆公開日:2026年4月3日(金)

◆配給:東和ピクチャーズ・東宝

(C)2026 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

【STORY】

1930年代シカゴ。フランケンシュタインから伴侶がほしいと頼まれたユーフォロニウス博士は、事故死した女性の遺体を彼の花嫁《ブライド》としてよみがえらせる。ある事件をきっかけに追われる身となった二人は逃避行に出るが、それはやがて、社会を揺るがす革命の始まりとなる―


【豪華キャスト&スタッフに注目!】

本作は、アカデミー賞®ノミネート監督 マギー・ギレンホール と、実力派キャスト陣が集結した話題作です。

(C)2026 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

■監督・脚本:マギー・ギレンホール
・『ロスト・ドーター』(2021年)でアカデミー賞®脚本賞にノミネート
・俳優としても『ダークナイト』などに出演

■出演:クリスチャン・ベール
・『ダークナイト』シリーズ(2008年〜)
・『ザ・ファイター』(2010年)※アカデミー賞®助演男優賞受賞
・『フォードvsフェラーリ』(2019年)

■出演:ジェシー・バックリー
・『ロスト・ドーター』(2021年)※アカデミー賞®助演女優賞ノミネート
・『MEN 同じ顔の男たち』(2022年)
・『ハムネット』で第98回アカデミー賞主演女優賞受賞

監督のマギー・ギレンホール は、主演のジェシー・バックリー について「彼女は本当に素晴らしい。お互いに同じ価値観を持つと感じて、まるで自分自身に語りかけるかのように話せた。この役を彼女以外に演じられる人が見当たらない」と語っており、『ロスト・ドーター』でタッグを組んで以降その信頼関係の深さも注目ポイントです。

実力派が名を連ねる本作は、演技面も大きな見どころとなっています。


【目を奪う圧巻のビジュアル】

■フランクのビジュアル

クリスチャン・ベール が演じるフランクは、縫合跡や傷、皮膚移植の痕などが刻まれた、痛々しくもリアルな存在として描かれています。20世紀初頭の医療や再建手術のリサーチをもとに設計され、“継ぎ合わされた存在”としての説得力を追求。最大25ピースにも及ぶ特殊メイクによって構築され、怪物性と人間らしさのバランスが丁寧に保たれています。

クリスチャン・ベール は、1日約6時間に及ぶ特殊メイクのストレスから「毎日叫んでいた」と語っており、その過酷さも話題となっています。

(C)2026 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

■ブライドのビジュアル

“ブライド”のビジュアルは、1930年代のクラシックな美しさにパンク的な要素を掛け合わせた独創的なデザイン。プラチナホワイトのショートヘアは、時代に縛られない自由でワイルドな魅力を放っています。そこには女性が自由や尊厳を求め始めた時代の空気も重なって見えます。

衣装デザインはアカデミー賞受賞歴を持つサンディ・パウエルが担当。ブライドのドレスは、インクや泥、血痕に至るまで緻密に作り込まれています。そして特に印象的なのが、全身を包む“オレンジ”のドレス。

「ブライド」として死体から蘇った彼女のすべてを、このオレンジのドレスが物語っているように感じました。怒りや焦燥感、そして生き生きとした挑戦的な意志までもが、この一着に凝縮されているように思えます。

(C)2026 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved


【“フランケンシュタイン”の新たな解釈】


古典的な「フランケンシュタイン」において、怪物は“望まれずに生み出された存在”として、孤独や疎外に苦しむ姿が描かれてきました。

しかし本作『ザ・ブライド!』では、その視点が大きく変化しています。

“創られた存在”であることは変わらないものの、物語の焦点は「孤独」から「どう生きるか」へ。ブライドとフランクは、ただ運命に翻弄されるのではなく、自らの意思で“生”を選び取ろうとします。その姿は、抑圧された人々をも奮い立たせ、やがて社会全体を揺るがしていきます。

クラシックカーでの逃避行や、パーティーでの歌とダンス――本作には思わず意外に感じるシーンも散りばめられています。そうした描写から見えてくるのは、「どう生きるかを模索する」2人の姿。古典的な悲劇とは異なる、“生き直し”の物語としての魅力が光ります。

(C)2026 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

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【チケットペイ映画部より】

さまざまなジャンルの要素が織り交ぜられた本作ですが、観終わったあとに残るのは「どう生きるか」という問いかもしれません。

ラブストーリーであり、クライム映画であり、時にユーモラスで奔放な一面も見せる本作。その中で描かれるのは、他人に与えられたものではなく、自分自身の意思で生きようとする姿です。ブライドとフランクの関係性や選択を通して、「自分はどう生きたいのか」と静かに問いかけられるような感覚がありました。

この映画を観たあと、勢いで自分の「やりたいことリスト」を作ってみるのもいいかもしれません。ちなみに私は年内に手作りピザを窯で焼きたいです!

●筆者紹介
チケットペイ映画部 副部長

千葉県出身の30代。学生時代は某夢の国でアルバイト。都内の大学卒業後、保険会社勤務を経て2022年よりチケットペイに所属。好きなものは旅行、怪談系YouTubeやホラーゲーム配信鑑賞、マヨネーズ。


【本予告】

■監督:マギー・ギレンホール(『ロスト・ドーター』)

■出演:ジェシー・バックリー(『MEN 同じ顔の男たち』、『ウーマン・トーキング 私たちの選択』、『ロスト・ドーター』、『ハムネット』)、

クリスチャン・ベール(『ダークナイト』、『ザ・ファイター』、『バイス』、『フォードvsフェラーリ』)、 ピーター・サースガード(『ニュースの天才』、『マグニフィセント・セブン』、『あの歌を憶えている』、『セプテンバー5』)

アネット・ベニング(『アメリカン・ビューティー』、『華麗なる恋の舞台で』、『キッズ・オールライト』、『ナイアド その決意は海を越える』)

ジェイク・ギレンホール(『ブロークバック・マウンテン』、『ラブ&ドラッグ』、『ナイトクローラー』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』)

ペネロペ・クルス(『ボルベール〈帰郷〉』、『それでも恋するバルセロナ』、『NINE』、『パラレル・マザーズ』)

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