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越野SYOKO「同じ周波数の人やなって思います」TAK-Z「共鳴するってありますよね」プロレスとレゲエ、ハッピーバイブス振りまくポジティブ対談【後編】

昨年マリーゴールド両国大会でデビューした越野SYOKO選手、全く息が切れず歌い上げての入場にまず驚かされました。みんな頑張ろうぜと歌う彼女と、スイートにレゲエを届けるTAK-Zさんの対談は、何やらポジティブになれそうだと企画させていただきました!

文:スレンダー川口

https://x.com/slender_kg

前編はこちら:

https://creators.ticketpay.jp/archives/4318

ーーTAK-Zさんのライブもお子さん多いですよね。

TAK-Z)はい。昨日のライブも結構お子さんも多かったんです。おじいちゃん含め三世代とかで来てくれたりもするんですよ。ライブ終わりに外でおったら、あるお子さんが「たくじーさーん」って来てくれたんです。その子のお父さんも一緒に写真撮って話してみたら、会場目の前のラーメン屋さんにライブ前に食べに行ったんですって。ライブ直前にお父さんが替え玉を頼もうとしたらそのお子さんが「かえ玉たのんだらたくじいのライブ間に合わへんからたのむのやめて!」って言ったんですって。で、お父さん替え玉我慢して間に合うように入って来てくれたんです(笑)

越野)かわいい~。ちっちゃな物語がある。

ーー物語性ということでは、TAK-Zさんの祭り三部作。元々三部構想だったんですか。

祭りのあと(2012年)

あとの祭り(2013年)

永遠の祭り(2014年)

TAK-Z)そうではないんです。一作目ですごい反響良かったんで、なんか続編を作ろうっていうことなって。二作目書いてる時にはもう3作目の構成が出来上がってきましたね。

越野)続編はどうです?もう完結したな・・・って忘れた頃にどんと。

TAK-Z)忘れた頃に…続けたいですね。音楽ってそうなんですよね。10年越しに帰ってきたりするんでね。

ーー今度はファミリーの物語を。

越野)なんか回収してほしい。3つそれぞれから同じフレーズとか持ってきて。

TAK-Z)そうですね。それは結構僕らアイデアとしてやりますね。

ーーMVは一作目、二作目は凄くカット数が多くて、これめちゃくちゃ撮りに行ったやろな~と。三作目ではやっとTAK-Zさんとweaponさんの2ショットが実現するという。

TAK-Z)あ~、ほんと色々見ていただいてて嬉しいな~。命削ってやってるもんね、僕らは。weaponは歌い手の中でも一番仲良いのでまた一緒にね。とはいえ、それにこだわりすぎず、また絶対良いタイミングで祭りのストーリーは書き上がると思うんで。

越野)それ、見たい、聞きたい、歌いたい!(笑)

TAK-Z)今度、宮古島でフェスやるんですよ、5月16日に。それもすごいオールジャンルというか、自分にしかできないミュージカルですね。レゲエの人もいれば、ラッパーの方とか、芸人さんとか、もうすぐ発表されるダンス&ボーカルプロダクションの方とか。いろんな人が宮古島に集まって。そのフェスでしか見れないエンタメを見せるっていうか、皆さまお待ちしてます(にこり)

ーーコラボとかプロデュースとか、HOSTとしても精力的に活動されてます。

TAK-Z)まあ好きですからね、そういうのが。自分が好きじゃなかったら出来ないです。人とね、一緒のことやってても面白くないんで。単なるレゲエフェスを自分が今からやるんかっていったら、いっぱいやってらっしゃる方がいますし、そこで勝負するんじゃなくて、自分なりの土俵でそこに人を巻き込んでいくっていうのがポリシー、生きる上でのコンセプト。SYOKOさんはフェスとかやらないですか?

越野)いじめ撲滅のがちっちゃいフェスみたいな感じです。

TAK-Z)それ大きくなっていったら、野外の会場でプロレスの見せ場があって、ちゃんとライブのステージがあって、そこに自分が呼びたいアーティストとか、呼びたい方たちを集めたら、スゴイやりがいありますよ!大変ですけど(笑)

越野)いやいやもう、5、600人規模でもスゴイ大変なんで。うちらリングも設営してリングをステージにするんで、朝から来て。もう自分の試合ほったらかしになるんですよ(笑) TAK-Zさんは多分人望があるからやっていけてるんやろなと。

TAK-Z)いや、もっともっと大事にしたいなと思いますよ。近い人ほど。難しいですけど。

越野)これがなかなか難しいんですけど、その人望の部分。例えばスゴイ良くやってくれる人をありがたいと思ってスゴイ大事にしたとするじゃないですか。これ、近づき過ぎたらあかん場合あるんです。

TAK-Z)ああ、分かります。いい距離感を保たないといけない。

越野)キャパというか、その人の持ってる器以上にいっぱい愛情注ぐと溢れてしまって、この人がおかしなってまうんですよ。なんか悪いことしたり、なんか調子乗ってもうたりとか。その人の器がギリギリ満たされない、満たされそうぐらいの愛情しか注いだらダメで。その方がやっぱ長く頑張るんですよね。だからそのバランスっていうか、アイドルとかでも良く言われるやつ、ファンの人が近づき過ぎたらモンスター化してまうみたいな感じ。

TAK-Z)特別扱いしてないつもりでもね、愛情注ぎ過ぎちゃう。SYOKOさんは良い意味でそのタイプでしょうね。今お話しさせていただいてただけでも分かる(笑)

越野)その距離感がむっちゃ難しくて、私注ぎ過ぎちゃうんですよね。TAK-Zさんは多分そこを上手くされてるから大きいイベント出来るんやろなと思います。今の規模以上はやっぱり自分のキャパオーバーやなと思って止めてるんです。

ーー主催チームの内紛、ファンからスタッフになった人がおかしくなる。残念ながらよく聞きます。

越野)例えばジュース買ってあげる時に全員に買ってあげるとかぐらいにしとかんと。なんかね、たまたま近くにおったから「ほな一緒にご飯食べよか」とか、めっちゃ細かいことやけど、そんなことが嫉妬の元になってしまったり。スタッフの中でリーダーを決めて「ここは任せる」「ここは別」っていうね、組織にしていかんと上手くいかなくなっていく。

ーー「俺もその人とコラボしたかったのに(怒)」とかズレた方向の妬みがありそうです。

TAK-Z)もちろんありますよ。やっかみでしかないと思いますけど。しかも大阪離れて東京でやってますし。別にそこに対して反発は一切ないんです。逆に感謝というか、やっかみも妬みも苦しみも無かったら自分頑張れてないです。でも自分からシャットアウトしたりとか、アレルギーを見せたりとかは絶対ないです。

越野)やり続けてワっと上がったタイミングでその妬んでたヤツが手のひら返して戻ってきません?

TAK-Z)そうそう、必ずそう。やりきって結果出した時に全部覆るんです。手のひら返して「いけると思ってたねん」とかね。それが証明。絶対そう。結果でしか多分こういうのって証明できない。それまでもう自分をもう如何に磨き続けて、如何に自分に集中するかだと思ってるんです。

越野)私もそういうの、Sさん(元大物芸能人)に相談したことあるんです。

ーー越野選手はヘキサゴンに楽曲提供されてます(2011年)

TAK-Z)へえ~!

越野)どんどん上に登ってくと、やっぱ仲間っていうか友達が減っていって、なんか一人ぼっちを感じるし、理解者が減るじゃないですか。

TAK-Z)(うんうん)

越野)自分が登れば登るほど人がやってへんことをやるから、あいつは~とか、いろいろ言われだして、一人ぼっちになっていくんです。でもSさんは上まで行き切ってるのに友達いっぱいいるじゃないですか。どうやってるんですか?って聞いたんです。ほんなら「お前はな、みんながヨーイドンで始めて、お前が上にいるってことはみんなを蹴落としてるねん。蹴落とした相手がお前に頑張ってって言うと思うか?言わへん。ほんでまた蹴落とされた者同士で仲良くなっていく」と。

TAK-Z)ああ、それ。そうですね(うんうん)

越野)「上の方に来たら、そこに居る人をお前が蹴落としても頑張れって言うてくれるねん。そこに居る人のレベルが上がってるから。だからお前は上に行けば行くほど、そりゃ一人ぼっちになる。友達減る。でもそこでまた新しく自分をわかってくれる人を見つければいい」って。Sさんも自分を分かってくれる人を大事にするんです。例えば、可愛がってたヤツがもしニュースになるような失敗しても、それを笑いに変えてあげるっていう。

TAK-Z)なるほど~。あのクラスの方の言葉って刺さるしかないもんね。素晴らしいね。

越野)売れるまで、どんだけ自分の思い描いたことに近いこと出来るか、その仲間を見つけられるか、それが幸せなんやと思って。売れてなくても今幸せなんですよ。仲間がいてくれるから。こうやってお話してくれる人もいて、尊敬できる人も多い。売れたけど周りにそういう人が居いひん人生ってどうなんやろうと思って。売れることが幸せってことじゃないなって思った。

ーーTAK-Zさんの仲間には小学生までいますもんね。

TAK-Z)そうですね。小学生のレゲエの歌い手もいます。ずっと教えてて。

越野)Sさんとやってること同じポジションの人やなと思いました。

TAK-Z)いえいえそんな(汗) でもそういう生き方してたら、自然にそういう人と出会うし、自然に引き寄せ合うって思う。今生きてる自分、心の根っこの部分でこれが答えだと思ってる。そういう人たちとの出会いだったり、会話っていうのはマイナスが無いじゃないですか。話聞いたらまた頑張ろうって思えるんで。なんか揚げ足取るとかネガティブな人たちとはもう会わないようにしてます。

ーー幸せだけ集める感じがまさにレゲエソウルですよ!

TAK-Z)あはは、そうですね!

越野)同じ周波数の電磁波が出てる人やなって思う。なんかSさんもTAK-Zさんも私も、なんかその電磁波ってありますよね。なんか引き合う。パッと見た時『あ、この人は良い人やろな』って思う感じの人。電磁波が共鳴する、なんか仲良くなれる周波数。

TAK-Z)それ、あります。去年僕が対談取材してもらった時に、輪入道っていうラッパーの子で、もともと仲良かったんですけど、その対談を通して一曲できたんですよ。

ーーめっちゃ嬉しい!!

TAK-Z)しかもさっき言った誹謗中傷だったりに対して「そんなの聞かない、そんな暇ない、僕らは自分を生きていこう」っていう。もう本当にシリアスなんですけど、根っこの部分のメッセージが強いっていう曲。以前は”東京ベイタトゥーフェス”の直前インタビューでしたけど、もし別のイベントで一緒になった時も必ず二人で披露させてほしいです。

ーー完成したら楽曲リンクも貼ってまた対談を!

TAK-Z)ぜひぜひ!今年リリースできると思うので。

越野)チェックしときます!

ーー先ほど5月に宮古島でフェスやりますと。

TAK-Z)「Island Vibes パーツーフェス in 宮古島」、タイトルにIsland Vibesとあるように、その土地に対してのリスペクトを込めて開催します。いつもは東京と大阪で僕のやりたいことをパーツーフェスとしてやってたんですけど、初の番外編というか。島でやるんで実は色々不安だらけで(汗)

越野)ホールでやるのとはわけが違いますもんね。これ、宮古島在住の方1,000円とか高校生以下無料だったり、とにかく遊びに来てよ、盛り上げたいっていうのが分かります。

TAK-Z)宮古の方には割引もご用意してますね。今週も宮古島でライブがあって、これはゲストで呼んでいただいてるんですけど、3日間宮古中に宣伝活動をしに行こうかなと。やっぱりHOST自らポスターを持参して、サインも書かせてもらって、来月やるんで来てくださいってご挨拶をね。それで何人かでも絶対足運んでくれると思うんで。

越野)地道な営業活動、大事ですよね。

TAK-Z)この業界ではそれこそSHINGO★西成さんだったりRED SPIDERさんだったりとかね。本当にSHINGOさんは足伸ばして挨拶行ったり、CD出たらタワーレコードさん行ったりとかね。CDが売れない時代でも、なんかそこが僕たちの根本だったしっていうのを思い返させてくれるというか。RED SPIDERさんは毎日ツイキャスやってるんですよ。インスタライブやってYOUTUBE配信やって。SNSも毎日更新してて。なかなかあのクラスでそんだけ精力的に出来ないですよね。

ーーRED SPIDERさんはポスター展開も凄く面白いです。

TAK-Z)足運ぶとか地道にやるとか、そこに結果が絶対ついてくるっていうのは、やっぱ上の方から教わることが多い。自分も勉強させていただいて、下にも見せたいなと思います。

ーーソウルが引き継がれてるのが素晴らしい!

TAK-Z)ソウルはやっぱり絶対に下に引き継がないといけないと思ってるので。そういう始まりの音楽じゃないですか。敬意を払い勉強させてもらう。そして自分の根っこはブレないっていうところが長くやれる方法なのかなと思いますね。

越野)AIじゃなくて愛ですよね。人間ですから。

TAK-Z)ネガティブもポジティブもよく渦巻く世の中ですけど、ほんまに自分でやりきるしかないですね。自分との闘いというか。周りに引っ張られる余裕もないですし、時間もないですし。やりたいことをやりきらないとって思いますね。自分もわがままなんで、それに付き合ってくれてるスタッフさんだったりとか、周りがいての僕なんで、やりきらないと。

越野)さっきの話やないですけど、ネガティブに引っ張られてる場合やないですよね。

TAK-Z)まだまだ上には上がいるんで。その人達が今一線でやれてるのとかスゴイ。もう四十になったとかじゃなくて、まだまだ四十、更に五十になった時にはまだまだ五十、その後もなんならキラキラと、ずっと輝いてたいですね。

ーーちゃんとソウルが引き継がれてたら、今一緒にやってる若手がメインストリームに上がってきた時、ゲストでTAK-Zさんお願いできますか、と。

TAK-Z)そうなるでしょうし。今もちょくちょくあるんですよ。昔ずっとファンで来てくれた子が歌い手になって。で、その子も結構売れてるんですけど「TAK-Zさんと曲やるのが夢で、この曲のサビを入れてほしいです!」とか「自分がしんどい時にTAK-Zさんの音楽で勇気もらったんで、こういうコンセプトでやらせてください!」とか。それこそイベントに呼んでくれたりとか、ほんまにやってて良かったと思います。

越野)泣ける、泣けるわ~。

TAK-Z)今もし自分がやってなかったら、その子たちの夢も1個消えてるんやなと思ったし、自分が今やれてるからこそ、そういう子たちに出会えるんやなとも思ってね。スゴイ学ぶこと多いですよ。時代を、その子たちの今流行ってることを学ばせてくれてるし、僕らはそれを今やれないし、やったって響かないと思うんです。でも自分にしかできない見せ方ってあると思うので、そこは背中で見せたいなって思いますね。

越野)まだ一緒に仕事してなくても救われてる人いると思います。宮古ではサプライズ的なことも用意してるんですか?

TAK-Z)まだ情報公開してないんですけど、その匂わせというか、今回の宮古のメンバーって紹介の中で楽曲の匂わせがあったりとか、もしかしたらこの人とこの人とコラボするんじゃないかっていう方向性もチラ見せしてます。あくまで”もしかしたら”です(笑) 

越野)これ、会場になってる「宮古島レーベの村」ってめっちゃ素敵なとこじゃないですか!南の空の下、真っ昼間から音楽フェス!絶対楽しい!

TAK-Z)さっきも言いましたけど、芸人さんもいれば、ラッパーのレジェンドがいて、レゲエの仲間がいて、現地のスゴイ方たちも呼んで、もうなんやこれ!みたいな。そこに来ていただけた人しか体感できないじゃないですか、ライブって。だから味わってほしいんです。ハッピー振りまきます!


<プロフィール>

■越野SYOKO.

大阪府大阪市港区生まれ。170cm、70kg。2025年10月26日、両国国技館(vsガントレッドタッグ)にてプロレスデビュー。歌手として楽曲提供等メジャーデビューを果たした越野SYOKO.だが、自分の追い求めるエンターテイメントの最高峰はプロレスにあると確信。スターになることを夢見て、人生を賭けてマリーゴールドでプロレスに挑む。唄いながら入場するシーンが独特で口癖は「キラキラしようぜ」。

X)

https://x.com/syoko_koshino

Instagram)

https://www.instagram.com/syoko.koshino/

<イベント情報>

マリーゴールド各大会チケットはこちら

https://x.gd/nbyQKj

越野選手の入場、ライナースプラッシュをぜひ会場で!

■TAK-Z(タクジー)

1984年大阪府羽曳野市生まれ。レゲエシンガー。伸びやかな声とポジティブなメッセージ、歌詞の世界感が話題となりメキメキ頭角を現す。2012年~2014年に発表した「祭り」三部作は計735万再生を誇る異例のヒット。2021年にはMighty Jam RockのTAKAFINと共に、EXILE ATSUSHI「I always love you〜いつもそばに〜」をプロデュース。

Instagram)

https://www.instagram.com/tak_z/

YouTube)

https://www.youtube.com/@tak-z

<イベント情報>

Miyako Island Vibes パーツーフェスin宮古島

会場:宮古島@レーベの村

日時:2026/05/16 (土)13:00~

出演:

[HOST] TAK-Z

[Featuring Artist] Zeebra / NANJAMAN / 紅桜

[ARTIST] 天竺川原 / HISATOMI / 775 / SHADY / I-VAN / U-DOU / TAOM-K / Juster

[SOUND] KING JAM / ROCK WAVE / ZERO_零

[LOCAL SOUND] SMILE ONE SOUND / DJ ZARAMI

チケット:

会場)宮古島@レーベの村

日時)2026/05/16 (土)13:00~

チケット)

https://x.gd/w9wSy

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