トロント国際映画祭観客賞受賞!
世界の終わりに明かされる、愛すべき贈り物とは?
2024年トロント国際映画祭観客賞を受賞した『サンキュー、チャック』。
世界の終末という不穏な気配をまといながら、観る人の心に余韻を残すヒューマン・ミステリーです。
スティーヴン・キング原作、マイク・フラナガン監督、トム・ヒドルストン主演という顔合わせだけでも惹かれますが、本作の魅力はその豪華さだけではありません。
終末を思わせる壮大なスケールのなかで描かれるのは、誰もがどこかで触れたことのある感情や記憶。観終わったあと、不思議と自分自身の日常を少し違った角度から見つめたくなる作品でした。
『サンキュー、チャック』
◆公開日:5月1日(金)全国ロードショー
◆配給:ギャガ・松竹

© 2024 DANCE ANYWAY, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
【STORY】
世界各地で未曽有の災害が起こり、文明は静かに終わりへ向かっていた。通信が次々と途絶えるなか、街に突如現れる「ありがとう、チャック」という謎の広告。誰もその男を知らないまま、世界の終末とひとりの男の人生が奇妙に交差し始める。チャックとは何者なのか、“39年間”とは何を意味するのか。ひとつずつ謎が解き明かされるとき、物語は思いもよらない場所へたどり着く。
【「キング×フラナガン」という必然性】
“ホラーの帝王”スティーヴン・キング原作というだけでも惹かれますが、本作で注目したいのは、これまでもキング作品を映画化してきた、監督・脚本を務めるマイク・フラナガンとのタッグ。
監督は、2020年にこの映画の原作である『The Life of Chuck』を初めて読んだ際、「読んでいる間ずっと涙が止まらなかった」と語っています。
コロナ禍という、世界の終わりをどこか現実味をもって感じていた時期だったからこそ、本作が描く“終わりのなかにある喜び”に強く心をつかまれたというエピソードにも、この映画の本質が表れているよう。
本作は、いわゆるキング的ホラーというより、『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』にも連なる、愛と希望を描く系譜にある作品。
主演はトム・ヒドルストン、共演にはマーク・ハミル、キウェテル・イジョフォー、カレン・ギランらが集結し、トロント国際映画祭観客賞受賞も納得のヒューマン・ミステリーに仕上がっています。

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【原作へのリスペクト】
フラナガン監督は原作への敬意を大切にしながら映像化に取り組んだそうで、作品全体からも丁寧なアプローチが感じられます。
キングらしい謎めいたヒューマン・ミステリーとして進みながら、振り返ると別の意味を帯びて見えてくる。その仕掛けが、“愛と希望”をより深く届けるために機能しているのが印象的でした。
本作でチャックの人生に大きな影響を与える存在を演じるマーク・ハミルが、「ホラーを想像していたら、優しく胸に迫る物語だった」と語ったのも象徴的です。

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【人生を祝福するダンス】
本作でも忘れがたいのが、チャックのダンスシーン。とにかく多幸感と高揚感に溢れていて、スクリーンの楽しさがそのままこちらにも伝染してきます。
しかもそれは、単なる華やかな見せ場ではありません。人生の何気ない瞬間そのものが祝福されているようで、自分の人生まで少し満たされるような気持ちになります。大人になったチャックの解放感あふれるダンスはもちろん、少年時代の眩しいダンスもまた、この映画の人生肯定そのものを象徴しているようでした。
マイク・フラナガン監督が「最も重要なシーンの一つ」と語るのも納得。トム・ヒドルストンが「キャリアの中で最も喜びに満ちた時間だった」と振り返る幸福感は、確かにスクリーンに焼き付いています。
この場面だけでも、劇場で観る価値があると思いました。

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【チケットペイ映画部より】
「自分の人生で、本当に大切なものは何だろう?」
そんな問いを、深く心に残る形で投げかけてくるのが本作『サンキュー、チャック』です。
「トム・ヒドルストンが出てるし観ようかな〜」くらいの軽い気持ちで観たことを後悔しました。観終わってからというもの、この映画のことや、描かれている人生や希望についてずっと考え続ける羽目になったからです。
不思議な余韻が長く残る作品で、観終わったあと誰かと感想を語りたくなります。そして身近にいる人を、ちゃんと大切にしたくなる映画でもありました。
とりあえず、5月で93歳になる祖母の誕生日は例年以上に盛大にお祝いしようと思います!!
●筆者紹介
チケットペイ映画部 副部長
千葉県出身の30代。学生時代は某夢の国でアルバイト。都内の大学卒業後、保険会社勤務を経て2022年よりチケットペイに所属。好きなものは旅行、怪談系YouTubeやホラーゲーム配信鑑賞、マヨネーズ。
出演:トム・ヒドルストン、キウェテル・イジョフォー、カレン・ギラン、ジェイコブ・トレンブレイ、マーク・ハミル
監督・脚本:マイク・フラナガン『ドクター・スリープ』
原作:スティーヴン・キング
配給:ギャガ、松竹
公式ホームページ:
https://gaga.ne.jp/thankyou_chuck/
公式X:
https://twitter.com/39chuck_jp
公式Instagram:
https://www.instagram.com/39chuck_jp
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■「チケットペイ 」とは
イベント主催者がWEBから登録するだけで簡単にチケットが販売できるサービスです。リアル・オンライン両方のイベントに対応、販売手数料は売れた分だけ、リアルタイムで内容編集や販売状況の確認も可能です。音楽・イベント・スポーツはもちろんのこと、個人主催のイベントから大規模な入場管理システム構築も可能です。

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