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ファンキー加藤、マイヒーロー武藤敬司の引退試合は仁王立ち観戦「38年間ありがとうございました!」と涙抑え感謝

FUNKY MONKEY BΛBY’Sのファンキー加藤が4月27日、都内で行われた「ありがとう俺たちの武藤敬司!」トークイベントにシークレットゲストとして出演。MCの青木泰寛、ジグザグジギーの宮澤聡と共に武藤の引退試合を振り返った。


同トークイベントは、2月21日に東京ドームで行われた「KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE~HOLD OUT~」でプロレス界から引退した武藤について語り合うことを目的に開催。

加藤は「(プロレスイベントの)オファーはいただくんですけど、事務所に『お前はミュージシャンなのか、プロレスの関係者なのかどっちなんだ?』と言われて(笑)、制限されているんです』と告白し、今回出席した理由について「武藤さんを語るってなると、出ないと間違いなく人生単位で後悔するなと思って。それに、いまだに武藤ロスがすごくて、今日はケジメをつける日なのかなと思っています」と説明した。

話題は、早速引退試合のことに。加藤は試合当日、第6試合・シングルマッチ「高橋ヒロム VS AMAKUSA」までゲスト解説を務め、武藤の試合は「(野球)選手たちのベンチ前に仁王立ちの状態で見てました」と明かした。続けて「最初から泣くことはわかっていたので、ゲスト解説はできないと思っていたんですけど、案の定ずっと泣いていましたね。最近、涙もろいんですよ。僕のマイヒーローが引退しちゃって…」と回顧した。

試合後は、武藤の控室に挨拶に行ったとのことで「ちょうどシャワー浴びる直前くらいかな。脚にバスタオルをかけていて、その時に初めて膝を生で見たんですけど、人工関節の手術痕が入っていて。ファンの皆さんはわかると思うんですけど、武藤さんって上半身に比べたら脚が細いんですよ。それを見たらまた泣けてきちゃって、湿っぽくなるのは嫌だから『38年間ありがとうございました!』と言ってすぐに(控室を)出ました。それ以上いたら泣いちゃいそうでしたね」と感慨深げな表情で語った。

さらに、偶然にも武藤の家族と会ったと言い「なぜかわからないけど『養子にしてください』って口走っちゃって…。もちろん(家族は)無反応でしたけど(笑)、その後にちゃんと『武藤敬司をプロレスの世界に送り出してくれてありがとうございました!』って言えました。だけど『この人情緒不安定だな』って思われていたと思います(笑)」と裏話を披露していた。

他にもボックスからキーワードを引いてエピソードトークを展開、思い出の試合など熱く語ると会場のお客さんも大いに盛り上り、「次の時代をつくる選手に武藤ロスを埋めて欲しいです」と熱いメッセージでイベントを締めた。


■ファンキー加藤

公式HP

1978年12月18日 東京都八王子市生まれ。

2004年1月 地元八王子にてFUNKY MONKEY BABYSを結成。リーダーを務める。NHK「紅白歌合戦」に4年間連続出場、TBS「輝く!日本レコード大賞」3年連続出演などで国民的大人気アーティストの仲間入りを果たす。2013年6月、人気絶頂の中、夢の舞台でもあった「東京ドーム」にて同グループを解散し、結成から約10年間の活動に幕を閉じた。

グループ解散後の2014年2月12日、ファンキー加藤としてシングル『My VOICE』でソロデビュー。

2021年3月11日、TBS系「音楽の日」にてFUNKY MONKEY BABYSが一夜限りの復活。それをきっかけに「FUNKY MONKEY BΛBY’S」としても2人でFUNKY MONKEY BABYSを歌い繋いでいくことを決断。

FUNKY MONKEY BΛBY’Sとしてもソロのファンキー加藤としても、日本中、世界中の人に力一杯の応援歌を届け続ける。

2023年3月29日にFUNKY MONKEY BΛBY’S再始動後初のアルバム「ファンキーモンキーベイビーズZ」をリリースし、6月10日からは全国ホールツアー「太陽の街ツアー」が地元・八王子よりスタートする。

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