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「お客さんを巻き込んだ体験型フェスを意識」会場には「逃げやすい・戦いやすい格好で来て!」松本都選手インタビュー!

4月17日(月)に新宿MARZにて、10回目の自主興行「シン・ミヤココフェスVol.10〜祝10回!戦慄の誕生祭’23」を行う松本都選手。イベントの内容から、見どころなどを語ってもらいました!


まず「シン・ミヤココフェス」のイベントについて教えてください。

松本)一言で言うと「プロレス×音楽×サブカルチャー」のハイブリッド、クロスカウンターフェスです。

もともとは「夏の魔物」っていう音楽やサブカルやプロレスごっちゃになったフェスがあって、そこのメンバーでもあったんですけど今はなくなっちゃったんですね。でもあの空間が本当に好きだったので、他にどこにも無いから自分でやるしかないと思って1人で始めました。

ノウハウはあったので、後ろ盾無く本当に1人ぼっちで始めて、今回で10回目になります! 自分の脳内エンタメを具現化したイベントになっているので、めちゃくちゃ面白いんですよ。

松本さんのやりたいことが詰まったフェスなんですね。第1回目も新宿MARZでしたが、この会場には思い入れがあるのでしょうか?

松本)ありますね。アイドル(ブラックDPG)時代の聖地です。新宿はライブハウスがいっぱいあるんですけど、MARZは2階建てで楽屋も広くてキャパも大きくて凄く良いんですよ。その分レンタル料金も高いんですけど、女性は選手生命もあって一生プロレスをすることはできないので、今年はお金や時間は一切気にせず全部やろうって決めています。今、60万くらい自腹で建て替えているんですけど…(笑)

60万建て替えは本気度が伝わってきます…! では、各ラインナップの見どころを教えてください。

松本)葛西さんがプロレス界で正式? に組ませて頂いている方なので、葛西さんとのタッグは毎回恒例なんです。そうなると、必然的にミックスドのタッグマッチになるので、葛西さん私対男子女子っていうカードを今まではワンマッチで毎回やっていたんです。

今回は初めて2つプロレスのカードを組んでみました!

今は日本の女子プロレスが世界的に盛り上がっているので、女子同士の戦いを見せたいと思って。現在進行形、女子若手の最高峰だと私が思ったこの2人のカードを(鈴季すず vs 梅咲遥)組みました。メインのミクスドタッグマッチは異様な試合になると思うので、このシングルマッチは「純女子プロレスを見せて」と言っています。ちなみに、すず先生と私は顔が似ているから妹で、ちょちょたん(梅咲)とはコスチュームが似ているから妹。妹対決でもあるんです(笑)。お姉ちゃんとして、2人とも応援しようと思っています!

贅沢なカードですよね。

松本)そうですね。私のプロレスデビュー15周年目で、10回目の自主興行なのでホールレベルの人を呼んだつもりです! 本当はこんなにデスマッチ寄りのカードにするつもりはなかったんですけど、いろいろなタイミングでこうなりました(笑)。まあ、これも運命だなと思ってやります。

プロレスファンはもちろんですけど、MCバトルもやるとなると、ラップファンも来ますよね。

松本)来ます! 今回来てくれるNidra(ニドラ)くんは中高生の女の子ファンがすごく多いので、それを全部女子レスラーにするのが目的です!(笑)。毎回こういった下心を持って人選していますね。

スカウトもされるんですね(笑)。ちなみに、松本さんもラップをされていますが、プロレスラーでは珍しいですよね。

松本)私以外に(ラップをやっている人は)いないですね。フリースタイルダンジョンから入ったにわかなんですけど、当時はアイスリボンに所属していて、私は当時から他業界とプロレスのコラボの才能がずば抜けていたので、フリースタイルダンジョンとプロレスをコラボしたいと思い、1人でサイプレス上野さんに会いに行ったんです。

チラシを渡して直接「この大会に出て下さい」と言って、サイプレス上野さんと私、hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)、ノリ・ダ・ファンキーシビレサス(元今池プロレス、nobodyknows+)とのラップxプロレスのコラボ試合を、アイスリボンでプロデュースさせてもらったんですね。

その後、もう1回サイプレス上野さんとMIRI(ライムベリー)、レディビアードとの試合を自身の10周年記念試合としてプロデュースして、そのおかげでライムスター宇多丸さんの前でフリースタイルバトルさせてもらったり。

あと、自主興行大阪に呂布カルマさんをオファーして、MCバトルさせて頂いたり。

完全にその経歴だけでフリースタイルティーチャーに呼んでもらえたんです。MCバトルをすると心は多少傷つくけど、体は元気だからプロレスとは違って毎日できますし、これも戦いだからすごく面白いんですよね。

プロレスと通じるところがあるんですね。では最後に、迷ってる方がチケット購入に踏み出すひと言をお願いします!

松本)ライブハウスでプロレスをやるのは、お客さんも全員選手で、体験型のフェスを意識して作っているからなんです。逃げ場とかありません。ディズニーランドみたいな、プロレス3D体験をしに、ぜひ会場に来てほしいです! ヒールやミニスカより、逃げやすくて戦いやすい格好で来て下さい。プロレスの試合は20:35から。絶対に楽しいです!

あと今大会に限らず、年間を通してスポンサー様大募集しています!!


「松本都自主興行・シン・ミヤココフェスVol.10~祝☆10☆回☆!戦慄の誕生祭’23~」

2023年4月17日(月)

18:30 OPEN 19:00 START

新宿MARZ(西武新宿徒歩1分、新宿駅徒歩5分)

新宿区歌舞伎町2-45-1 第1トキワビルB1F 03-3202-8248

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