前編ではやかんさんによる怪談もありつつ、ホラーの魅力を存分に語りあったお二人。後編ではもうひとつの共通項であるプロレスについて語り合っていただきました。
取材:スレンダー川口
https://x.com/slender_kg
前編はこちら
https://creators.ticketpay.jp/archives/4717
■リングにもある”恐怖”
ーーあんまり後味が~と言ってると、両国大会の試合直後、暗転してオバケに襲い掛かられるかも。
KANON)でもリング上でみんな見てる前だったらまだ大丈夫かもしれない。
ーー上から落ちてくるとか。
KANON)上から落ちてくるとしたらその正体は絶対レスラーですよ(笑)
やかん)両国とかビッグマッチ前ってなんか怖い夢ばっかり見るんでしょ。自分のことだけじゃなくて、夢の中で誰かが怪我してとか。本当になっちゃうんじゃないかとかね。
KANON)自分で見る夢は選べないし、夢も逃げ場ないですよね。怪我の夢なんて、もし気にしちゃうと集中できなくなって良くない。
やかん)自分のテーマ曲が流れてる時にリングシューズが履けてないとか。その方が全然マシ。どうしよう、どうしようだけだから。
KANON)かわいいもんです。夢でよかったで終わります。シューズ履けてない、コスチューム着れてないとか、そもそもシューズもコスチュームも無い、現実だとそれが一番怖いかも。ケガの心配どころか試合にすら行けない。プロレスラーの恐怖体験(笑)
ーー実際ありましたか。「あいつまだ来てねえ!」みたいな。
KANON)みんな入り時間が結構早いんで、それはなかなか無いですかね。
やかん)そういや菊タローさんがマスク忘れたことあるって言ってたな。
KANON)サポーター忘れたとか、コスチュームの一部忘れたとか、ガウンや靴忘れたとかはありますけど。忘れ物系は結構ありますね。もう急いで誰かに借りたりとか。借りる人がいないとそれこそ恐怖です。菊タローさんはその時どうしたんですか?
やかん)もう「今日は貴重だぞ~!素顔が見れるぞ~!」って言いながらリングインしたっていう(笑)
KANON)やっぱりスゲエ!僕、一回だけ菊タローさんと試合したことあります。
ーーシングルですか?
KANON)いや、タッグです。菊タローさんとくいしんぼう仮面さんが組んで、僕とMAOさんで戦ったんですけど、ずっともう翻弄されてました。何やってもすかされ、何やっても笑いに変えられ。全然ペース取れなかった。
■8・11両国、ビエントにベルトを巻かせたい
ーーさて、KANON選手、8.11両国大会ではKO-D6人タッグ王座に挑戦されます。実はやかんさんも同系王座を戴冠されたという。
やかん)僕は8人タッグ王座を取りましたね。髙木三四郎、力、納谷幸男、なべやかんの4人でチームサラブレッドっつってね。
KANON)それこそ今回はその納谷さんと僕と、同じユニットにいるビエント・レバンテっていうマスクマン、この3人で行くんです。
やかん)相手は誰?
KANON)チャンピオンは若手なんですけど、「paleyouth(ペールユース)」っていうユニットの正田壮史、高鹿佑也、佐藤大地の3人ですね。
やかん)頑張ってほしい!
ーー対戦相手とはいえ、正田選手はなかなかイイですよね。
KANON)いや、凄いですね。なんか昔の竹下(KONOSUKE TAKESHITA)さんみたいな感じがあって。今あの3人は凄く勢いがある。ノってる。
ーー試合も勢いに乗らせないよう仕留めないと。
KANON)僕らの境遇でいうと、ビエント・レバンテが去年4月にメキシコ遠征行って今年2月に帰ってきた。で、バーンって花咲かせるんだってところで、残念ながら乗り切れなかった。いわば遠征ブーストが使えなかった。青木さんにマスクも剥がれちゃったり。今のチャンピオンはビエントより後輩なんですよ。挑戦させろっていうより、挑戦させてくださいってところまで下げた状態で後輩に挑む形なんですよね。だから僕とか納谷さんはとにかくビエントに勝たせたいって試合なんです!
やかん)良いね。両国でベルト取るって凄いことだからね。DDTにとって両国は特にね。
KANON)やっぱでかい舞台なんで、あそこでベルト持って花道を帰ってくっていうのは、凄く誇らしいですから。僕も去年11月の両国の時は、MAOさんと2人でタッグのベルト取って、帰る時やっぱ凄い気持ちよかったですからね。

やかん)俺ね、樋口(和貞)選手の引退、ショックだったんだよね。
KANON)樋口さんの引退は結構来ましたね。しかも去年までチャンピオンだったし、バチバチにやってたのに引退。樋口さんって凄く強い人なんで、結構無理をしちゃってたというか。ちょっと腕しびれてるぐらいだったら、全然試合しちゃうとかそんな感じだった。ほんと強かった。
やかん)引退試合も無くね。
KANON)最近多いです。引退試合なく引退する人。だから引退試合できるって凄い恵まれてることなんだなって改めて思いました。そう思ったらHARASHIMAさんめちゃくちゃ元気ですからね。
やかん)五十二歳だっけ。ほんと若々しいよね。
KANON)若いどころか、それこそ後楽園でpaleyouthの二人、高鹿佑也と正田壮史が二人で、HARASHIMA&クリス・ブルックス組のタッグベルトに挑戦したんですけど、王者組は強すぎて。完勝でした。HARASHIMAさんのコンディションが良すぎる。キレが違う。あれを見てるとやっぱり長くプロレス続けたいなって思いますね。
ーーやかんさんは次の試合というと。
やかん)8月だね。この間、ある選手と久しぶりに長く喋って「どういうトレーニング今してるんですか?」って聞いたら、普通に「走り込みだよ」って。「坂道ダッシュとかやってるよ。でもウェイトは一切やらない」と。本当に泥臭いトレーニングだよって。
KANON)50代でプロレスやってる人のコンディショニングはスゴイですね、皆さん。独自の自分に合ったやつを見つけて継続されてるんだろうなって感じがします。
やかん)青木真也選手とかもね、総合やったり振り幅が凄い。
KANON)今度RIZINも出ますしね。8.11の両国だと、宮脇純太って今NOAHから来てる若い子と組んで、それこそタッグ王座挑戦なんですよ。青木さんがHARASHIMA&クリス組と当たる。
ーースゴイ組み合わせだ。
やかん)クリス選手は一手多いから凄いなと思ってる。普通だったらここ三手ぐらいで終わるところを四手入れて、更に五手をバンって入れてくるから。相手は呼吸しようって時にやられちゃうから大変だと思う。
KANON)王者組のペースにハマると抜け出すのが凄い大変ですね。クリスがめちゃくちゃ四手、五手入れて、その間を全部HARASHIMAさんが埋めるんで、隙がないんです。ほんと良いチーム。僕とMAOさんが前王者で、それをあの二人に取られちゃったんで身をもって知ってます。なんか終わってみたら完敗だった。
やかん)クリスが赤井沙希ちゃんとシングルマッチやった時に現場で見てて、もう本当に「うわぁ!」とかって叫んじゃうぐらい、よくあれ受け身取れんなとか。
KANON)あの人は女子にも躊躇しないですね。対峙したらもうボコボコにしてやろうみたいな気迫が凄い出てる。
やかん)この間、久々に赤井沙希ちゃん含めみんなでご飯食べたんだけど、その時の話したら「あの試合の次の日起きれなかった」「首が動かなくて」って言ってた。
KANON)でしょうね…
やかん)でもほら、サロンやってるでしょ。だからお客さんが来るまでずっと首にコルセットしてたんだって。そのうちお客さんが来てコルセット外してお迎えして「お体どこか悪いとこないですか?」って言ったの。あんただよ!ってね(笑)
KANON)プロレスラーって、普通に試合の次の日にも予定入れちゃうからな~(笑)

やかん)今度9月の11~13日でさ、東京ドームそばのプリズムホールで「東京ホラー特区!!」ってやるじゃない。それ凄い楽しみだよね。
KANON)いろんなホラーコンテンツが集まるやつですよね。
やかん)そうそう。なんならゾンビプロレスとかやればいいのね。プリズムホールの前の広場なんて最高じゃん。
KANON)血糊も緑でゾンビっぽく(笑)
やかん)髙木大社長なら喜んでやってくれそう(笑)
KANON)両国大会の一か月後、DDTも9月13日に後楽園ホールで昼の大会があるんで、歩いて1分、何なら皆さんいっしょにハシゴしましょう!
やかん)それこそ「プリズムホールで僕と握手!」だよ(笑)
■KANON選手が6人タッグタイトルに挑戦!

名称)WRESTLE PETER PAN 2026
日時)2026年08月11日(火) 開場 12:30 開始 14:00
会場)東京・両国国技館
○KO-D6人タッグ選手権試合
<王者組>正田壮史&高鹿佑也&佐藤大地
vs
<挑戦者組>
KANON&納谷幸男&ビエント・レバンテ with KIMIHIRO&YUZUKI
※第60代王者組7度目の防衛戦。
チケットはこちら

■「東京ホラー特区!!2026」(東京ドームシティ プリズムホール)

名称:東京ホラー特区!!2026
期間:9月11日(金)~13日(日)
会場:東京ドームシティ プリズムホール
入場券(1日券、3日券)

<プロフィール>
なべやかん
1970年8月22日東京都生まれ、154cm、53.5kg。2018年8月ベストボディ・ジャパンプロレスリング旗揚げ戦にてデビュー。芸能界でも指折りのキャラクターグッズコレクターであり、特撮映画で用いたコスチュームなど、マニア垂涎のグッズを集めている。
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自伝「クソ芸人からのチャンピオン」が好評発売中!
KANON
1996年9月23日石川県生まれ、180cm、103kg。2019年7月デビュー。恵まれた体格と、水泳・バレーボール・アメフト等のバックボーンを活かした躍動感あふれるファイトで活躍。2025年4月にMAOが手を差し伸べ、STRANGE LOVE CONNECTIONを結成。
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